『ゆなすみ』長岡柚奈、森口澄士組、自己ベスト上回る61・82点で2位 堂々の演技で歓声浴びる【全日本フィギュア】
◇21日 フィギュアスケート 全日本選手権第2日(大阪府門真市・東和薬品ラクタブドーム) ペアのショートプログラム(SP)が行われ、「ゆなすみ」こと長岡柚奈、森口澄士組(木下アカデミー)が国際スケート連盟(ISU)非公認ながら自己ベストを上回る61・82点をマーク。ペアの第一人者・三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)に次ぐ2位につけた。 長岡が右足首を痛めて構成を落としたが、サイド・バイ・サイドの3回転トーループはGOE1・02の加点を獲得。ジャンプ成功を機に「2人とも自信が出てきた」(森口)と堂々たる演技で歓声を浴びた。 5年ぶりの全日本選手権となった「りくりゅう」とは、全日本では初の直接対決。長岡は「本番でも落ちないスピードで、全ての要素ですごく高いクオリティー。こうなりたい」と話し、森口も「まばたきしないようにするくらい見ている。来季に向けて盗めるところは盗まないと」。2人そろって、先輩ペアに熱視線を送っている。
中日スポーツ