寺田祥が近況不調なエンジンにがっくり/ボートレース下関・海響王決定戦
ボートレース下関のGI「開設70周年記念 海響王決定戦」が11日に初日を迎える。初日は馬場貴也、2日目は峰竜太がドリーム戦の1号艇に組まれた。 【写真あり】 出場予選選手の一覧はこちら 注目のエンジン抽選では、近況好調の46号機を佐藤翼が獲得。「前検はそんなに変わらないですね。期待したほどではなかったけど、ターンしやすかったし、握り込みも良かった。ペラがアンバランスだったので、そこの修正した」を話していた。 前検一番時計はチルト3度の菅章哉がマーク。豊田健士郎が二番時計を叩き出した。菅は「チルト3度で乗ってみたけど、もう少し伸びてほしかった。もっと全体的に永遠に伸びていくような感じで。前節転覆しているんで、まずは自分のセッティングにしてからですね」とさらに伸びを付けて行く構え。 豊田は「新ペラに変わっている。前回の津で感触が良かったペラの形に叩いた。行き足はエグイと思います。班の中では一番良かったと思う。ただ、その分Sが入っていないので、半信半疑です。寺田祥さんもこのエンジンはいいよと言ってくださいました」とお墨付きをもらって、機力に確信を得ていた。 初日「海響ドリーム」メンバーでは、寺田に近況不調なエンジンが渡った。「まだ分からないけど、良くはないかな。手応えはまったくなかったし、あまり良さそうではない」と肩を落としたが、レースまで時間はある。整備などで少しでも上積みしたいところだ。
マクール