【新潟2歳S/熱烈予習】1週前追い切り圧巻のスリールミニョン 父にJRA初勝利だけでなく重賞初Vもプレゼントへ
[GⅢ新潟2歳ステークス=2024年8月25日(日曜)2歳、新潟競馬場・芝外1600メートル] 【写真】名付け親の永島まなみとスリールミニョン 新種牡馬である父のミスターメロディにJRA初勝利を届けたスリールミニョン(牝2・高橋康)が、GⅢ新潟2歳Sで無傷のV2を狙っている。 7月7日のデビュー戦(小倉芝1200メートル)は永島まなみを背に2番手を追走。直後から迫った2着馬との競り合いをしぶとく制し、センスあふれる走りを披露した。管理する高橋康調教師は「短い距離だと慌てて動かしてしまうので」と、前走の内容を踏まえつつ距離延長を決断した経緯を説明。本来はもっとゆっくり、そして大きく体を動かせる馬だという。「右トモの力が弱くて、バランスが整っていなかった。今回はバランスが整っている」と成長に目を細める。 15日の1週前追い切りでは、栗東ウッドで6ハロン83・1秒をマーク。特にラスト2ハロン22・5秒は今週同コースで追われた2歳馬で最速という極上の伸びだった。「2歳馬なので少しずつ前に進んでくれれば」。指揮官は焦らない方針ながらも、2戦目でのさらなる躍進に期待を抱いている。
東スポ競馬編集部