「ディープフェイク作成し、販売した。処罰受けるか?」…韓国ネット上で相次ぐトンデモ「告白&相談」
【09月06日 KOREA WAVE】法律上の助言を提供する韓国のポータルサイトのカフェ(オンラインコミュニティ)で、ディープフェイク性犯罪への関与が疑われる人々が、自分たちの行為を告白しながら相談を受けている――こんな状況が広く伝わり、議論を呼んでいる。 自身を「15歳」と語る人物は「個人情報を漏らし、映像を制作し、脅迫をした。どうせ未成年者なので大きな問題にはならないと思うが、調査は受けるのだろうか」と投稿した。 ソウル在住の20代は「単なる視聴は問題にならないか? 単に制作したり、制作依頼をしたのだが、処罰は受けないか?」と質問した。 10代男性は「友人に勧められて参加し、何度か写真をアップロードした。これも捕まるのか。テレグラムだから捜査にはかからないと言う人が多い」と述べた。 ソウル在住の30代は「好奇心で芸能人のディープフェイクを作成し、SNSに投稿したことがある。処罰の対象なのか? お金を受け取って販売したこともある。最近、非常に取り締まりが厳しくなっているが、大丈夫か」と書いた。 こうした投稿を読んだネットユーザーらは「犯罪告白カフェだね。あの投稿を見て全員を調べればいい」「悪いことだという認識がない」「あいつらから捕まえよう」と怒りを露わにしている。 news1の取材によると、知人の顔をポルノ映像に合成したディープフェイク性搾取物を制作・配布することが疑われるテレグラムの部屋が多数存在する。地域や学校単位で広範囲に広がっており、各部屋には数千人が参加しているとされる。 テレグラム上では、参加者が互いに共通の知人の情報を共有し、違法合成物を制作・配布する犯罪が横行している。知人の顔写真を投稿し、それをポルノ映像に合成して共有するものだ。現在、X(旧ツイッター)やオンラインコミュニティなどでは、被害者がいる学校や地域のリストが具体的に公開されており、報告された学校だけでも300校を超えている。 ソウル警察庁は来年3月31日までサイバー捜査課に「偽造映像物集中対応TF」を設置して対応している。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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