15日(日)は全国的にすっきりしない天気となりそうです。雨が降ったりやんだりという所が多く、局地的に大雨となる所もある見込みです。西・東日本では、日中30℃を超える所が多く、蒸し暑く感じられそうです。

台風13号の進路予想図

　台風13号は14日(土)夜にかけて奄美に最も接近する見込みです。奄美では14日(土)夜が雨風のピークで、猛烈な風に厳重な警戒が必要です。南西諸島では15日(日)明け方にかけて非常に強い風の吹く所があるでしょう。

15日(日)の午前8時の雨や風予想（上）と午後2時の雨雲予想（下）

　西日本太平洋側や東海では、南から湿った空気の流入が続き、長い時間雨が降る見込みです。特に山の南～東の斜面を中心に雨量が多くなりそうです。さらに、秋雨前線が西日本や東日本付近まで南下する見込みです。大気の状態が非常に不安定となり、北陸や東北などでも雨が強まりそうです。激しい雷雨となり、局地的に大雨となるおそれがあります。

15日(日)の天気予報と降水確率

　その他の地域もすっきりしない天気で、雨が降ったりやんだりという所が多いでしょう。北海道は、14日(土)の夜から15日(日)の朝にかけて本降りの雨となりそうですが、日中は次第に天気が回復する見込みです。また、関東南部は晴れる所が多い見通しです。

15日(日)の予想気温

　雲が広がる分、予想最高気温は14日(土)より低い所が多い予想です。とはいえ、西・東日本では、30℃を超える所が多く、湿気で蒸し暑く感じられそうです。 （気象予報士・高橋亜弓）