巨大地震による停電で信号機が動かない時は“警察官の手信号”を見て 県内で一斉に交通規制訓練【岡山】
岡山放送
巨大地震による停電で信号機が動かなくなったことを想定した警察による、県内一斉の交通規制訓練が行われました。 ■手信号による訓練の様子 訓練は、9月5日までの防災週間に合わせて、南海トラフを震源とする巨大地震による停電で信号機が動かなくなったことを想定し、岡山県内22カ所の交差点で行われました。 このうち、岡山市北区の交差点では、信号機を約10分間停止させ、岡山西警察署の若手警察官が手信号で車や歩行者を誘導しました。また、発電機を使って信号機を速やかに復旧する手順も確認しました。 (岡山西警察署地域課 鶴崎翔大巡査長) 「ドライバーの目を見て、ドライバーと意思疎通を図りながら、交通誘導することを心がけた」 (岡山県警交通規制課 宮崎満次長) 「訓練を機会に、県民にも警察官の手信号による交通整理があるということを理解してほしい」 岡山県警によりますと、2023年度、災害などによる停電で、81の交差点で信号機が動かなくなり、このうち18の交差点で、発電機を使って対応したということです。
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