（写真：Fav-Log by ITmedia）

　寒い季節におすすめなのがプリマロフトを使用したアウターです。 　プリマロフトは、マイクロファイバーによって疑似的に羽毛の構造を再現した素材。羽毛のような軽量性、保温性を備えつつ、羽毛にはないはっ水性によってダウンの“濡れ”への弱さを克服した高機能な中綿です。 【画像】見た目は普通のコットンジャケット「L.L.Bean エル・エル・ビーン・ユーティリティ・ジャケット」 　ここではおすすめの「プリマロフト」採用アウター4選を紹介します。

おすすめの「プリマロフト」採用ジャケット：L.L.Bean エル・エル・ビーン・ユーティリティ・ジャケット

　中綿を使用しない普通のジャケットにしか見えないデザインが特徴的なモデルです。見た目は普通のコットンジャケットなのでファッションへの取り入れやすさは抜群。普段のカジュアルジャケットをこのモデルにするだけで防寒もしっかりできます。 　表地はロクヨンクロスとも言われるコットン60％、ナイロン40％の耐水性と耐風性を備えた生地を使用。コットンのような見た目と機能性を両立しています。 　中綿には濡れても暖かさを発揮するプリマロフトブラックエコを使用し、濡れたり汗で蒸れたりしても保温性を確保してくれます。 　表地がツルツルした素材のアウターはアウトドア感が強くて苦手――という人におすすめのモデルです。 　公式ストア価格は2万7500円となっています。

おすすめの「プリマロフト」採用ジャケット：L.L.Bean ウォータープルーフ・プリマロフト・パッカウェイ・ジャケット

　ビーンブーツやキャンバス生地のトートバッグが有名な老舗のアウトドアブランド「L.L.Bean（エルエルビーン）」の防水ジャケットです。 　中綿には復元性に優れ軽量ながら暖かいプリマロフトゴールドと、NASA（米航空宇宙局）が開発した超軽量エアロジェルの混紡素材を使用し、高い保温性を発揮します。 　さらに防水透湿素材「TEK2L」を使用し、悪天候時も安心して着用できます。1枚で防寒と雨の対策ができてしまう便利なアイテムです。 　米国フィットなので1サイズダウンがおすすめ。公式ストア価格は3万7400円（税込、以下同）です。

おすすめの「プリマロフト」採用ジャケット：カリマー insulation LT hoodie

　プリマロフトを採用することで薄型軽量に仕上げたフード付きジャケットです。 　防風性に優れた「プリマロフト Silver Insulation」とはっ水生地の組み合わせでアウターとして活躍するのはもちろん、薄手なので寒冷地などではシェルのインナーとしても活用できます。 　フードや袖口はバインダー仕様で、冷気の侵入を防いでくれるほか、重ね着した際もアウターに干渉しづらくなっています。 　パッカブル仕様なので、体温調節用にバッグに入れておけるのも便利なポイントです。 　実売価格は約2万7000円から。