【有馬記念】ブローザホーン残り物に福あった! ❷枠④番から春秋グランプリ制覇へ「あとは雨乞い」
残り物には福があった。16頭の大トリを飾ったのはブローザホーン。15番目のシュトルーヴェ陣営とともに登壇した吉岡調教師は「(所用で不在の)菅原(明)ジョッキーからは『できるだけ内を引いてください』ということだったので、堀先生に⑫番を引いていただきたいです」と内めを希望。最後に残ったカプセルで狙い通りの❷枠④番をゲットし、「堀先生ありがとうございます」と満面の笑みだ。 この秋は京都大賞典11着、ジャパンC12着と結果が出ていないが、「オーナーからも『ここを目標に』ということで、ピークに近い状態に持ってこられました」と上昇度に胸を張る。重馬場で宝塚記念を制した道悪巧者だけに、「あとは雨乞いをして待ちたいと思います」と願った。2戦2勝を誇る中山芝2500メートルで春秋グランプリ制覇を狙う。