香取慎吾主演ドラマ第1話に、草なぎ剛“鷲津”が友情出演…選挙のために苦手な家事・育児に奮闘する男を描く<日本一の最低男>
香取慎吾が主演、志尊淳が共演するドラマ「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)の第1話が1月9日に放送。ドラマ「罠の戦争」“鷲津”として草なぎ剛が友情出演した。 【写真】香取慎吾演じる家族嫌いで子ども嫌いの最低男が、選挙のために家事や育児に奮闘するドラマ ■家族嫌いで子ども嫌いの最低男が奮闘する“選挙&ニセモノ家族ドラマ” 香取慎吾が、2014年放送の「SMOKING GUN~決定的証拠~」以来、およそ11年ぶりにフジテレビ系連続ドラマ主演を務め、志尊淳、冨永愛、増田梨沙、千葉惣二朗、向里祐香、佐野玲於、橋本じゅん、安田顕らキャストが集結した木曜劇場「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」。 本作は、人生崖っぷちに追い込まれた、家族嫌いで子ども嫌いの最低男・大森一平(香取)が、選挙に当選するため、シングルファーザーの義弟・小原正助(志尊)の家族と共同生活をすることに。本当の家族のような関係を築く中で、日常における家族や社会、日本の問題と向き合いながら、よりよい社会を作りたい、と本気で選挙に立候補することになる“選挙&ニセモノ家族ドラマ”である。 第1話は、草なぎ剛が友情出演。2023年に放送されたドラマ「罠の戦争」の主人公・鷲津亨に扮して登場するシーンがあった(以下、ネタバレが含まれます)。 ■「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」第1話あらすじ(※以下ネタバレを含みます) 主人公の大森一平(香取)は、テレビ局の報道マンとして働き、家族のケアをまったくしない仕事人間だったが、昭和的な価値観のせいで不祥事を起こして退社。その後、嫌いであった父親の残した実家に引っ越し、政治ジャーナリストを名乗っているものの、ほぼ無職同様のさえない生活を送っている。現在は、幼なじみの議員秘書・真壁考次郎(安田)のアドバイスもあって、政治家になることを目指している。 そんなある日、一平はがんで亡くなった妹・陽菜(向里)の夫で、残された子ども二人をシングルファーザーとして育てている小原正助(志尊)に声をかけ、小学生の娘・ひまり(増田)、保育園児の息子・朝陽(千葉)と嫌いな実家で共同生活を始めることに。だが、その意外な行動の裏には、ある“最低”な目的があった。社会的に再起して世間を見返してやろうと、政治家になることをもくろむ一平は、来るべき選挙で、生活者目線を持っていることをアピールできるように、正助とその子ども二人との共同生活を始めたのだ。 しかし、子どもたちとの生活は大変……。家事もすべて引き受けると言ったが、うまくいかないことの連続。ただ一平は「俺には後がないし、このままじゃ終われない。局のやつらを見返すためには次の選挙で勝って政治家になるしかない」と燃えていた。 そんな中、お遊戯会のダンスがうまくいかない朝陽のために、一平が一肌脱ぐことに。正助が仕事でいないあいだ、スパルタで練習に付き合った。すると、厳しい練習が続いたからか、朝陽が保育園で熱を出してしまう。朝陽は、迎えに来た一平に「ママが死んだのも僕のせい」「いつもママに迷惑をかけて悲しませて、そのせいで病気になっちゃって。全部僕のせいなんだ」と弱音を吐いた。 一平は家事の効率化を図るため、家事代行や出前を頼むことにしたが、事前にアレルギーだと言われていた、牛乳を使った料理を朝陽に出してしまう。朝陽は緊急入院することになった。仕事で忙しい正助からは「子どもたちは自分で見るべきでした」「なるべく早く出ていきます」と言われるも、一平は「お遊戯会まで応援させてほしい」と志願した。 お遊戯会当日。みんなに迷惑をかけるから休みたい、と言う朝陽に、自作のVTRを見せた一平。陽菜は早期発見が難しいすい臓がんだったため、朝陽のせいではないこと。朝陽が迷惑をかけていると思っていた母だが、朝陽が失敗してもいつも陽菜は楽しそうだったことなど、正助から取り寄せた動画を編集して見せた。それを見た朝陽はお遊戯会に行く決意を固める。 その後、一平は地元の有力者や国会議員が集まる国政報告会に顔見せへ。議員秘書・鷲津亨(草なぎ)と固い握手をするなど挨拶を済ませ、すぐにお遊戯会に駆けつけると、朝陽がステージで固まっていた。そんな朝陽に一平は「朝陽、お前がママを笑顔にするんだろ!」と声をかける。その言葉で奮起した朝陽は、目いっぱい踊った。一平も一緒に踊った。 その日の夜、一平は正助に「もう一回だけチャンスをくれないかな?俺、正直、家事や育児を舐めてたわ」と告白。彼らとの共同生活が続くことになったが、一平には思惑があり……。 次回、第2話は1月16日(木)に放送。一平は支援を得るため、地元有力者で町会長を務める二階堂慎太郎(岩松了)に会いに行く。