今永昇太、チームの快進撃を支える好投で今季11勝目
カブスの今永昇太は現地8月30日(日本時間31日)、敵地ナショナルズパークでのナショナルズ戦で先発登板すると、6回96球を投げ、4安打3失点、8奪三振1四球とクオリティスタート達成の好投で今季11勝目(3敗)を挙げ、防御率を3.14とした。
試合は2回に7点を挙げたカブスが終盤に反撃を許しながら、辛くも7-6で逃げ切った。これでカブスは4連勝とし、ここ10試合の成績を8勝2敗として、5ゲーム差で追うワイルドカード枠への追撃態勢を維持した。
◆ナ・リーグ中地区 順位表 1位 ブリュワーズ 79勝56敗(ゲーム差) 2位 カブス 69勝66敗 (10.0) 3位 カージナルス 67勝68敗 (12.0) 4位 レッズ 64勝72敗 (15.5) 5位 パイレーツ 62勝72敗 (16.5)
◆ワイルドカード順位表 1位 Dバックス 76勝59敗(ゲーム差) 2位 パドレス 77勝60敗 (-2.0) 3位 ブレーブス 74勝61敗 ― ***** 4位 メッツ 71勝64敗 (3.0) 5位 カブス 69勝66敗 (5.0) 6位 ジャイアンツ 68勝68敗(6.5)
現地局『CBSスポーツ』は試合後、電子版に「カブスのショウタ・イマナガが、クオリティ・スタートで勝利」と題した記事を掲載。
この日の左腕のパフォーマンスについて、「イマナガはディラン・クルーズにソロ弾を浴びるなど、3回までに3点を失うも、その後は立て直してクオリティ・スタートを達成した」と簡単に振り返った上で、「これはイマナガにとって2試合連続のクオリティ・スタート達成であり、6試合に登板した8月では3回目となった」と伝えた。
一方、『MLB.com』同日付で掲載した試合のレポート記事の中で、ここ8試合で80得点を挙げているカブスの攻撃力についてフォーカスしつつ、「この勝利はチーム全体の努力の賜物」とした。
その上で、先発左腕については、「カブス先発のショウタ・イマナガも、ナショナルズをわずか3点に抑えるクオリティ・スタートで貢献し、三振8つを奪いながら、わずか4安打に抑え、リードを保ちつつ、切望された長いイニングをもたらした」と伝えている。
なお、同サイトのサラ・ラングス記者によると、カブスによる8試合での80得点以上は、1935年(9月11日から18日)以来とのこと。また、8月はそれ以前も打棒で生産性の高さを発揮しており、現地8月6日以降、カブスの1試合あたりの平均得点は6.45となっている。
J SPORTS 編集部