【ガチンコ勝負】ミッドサイズスポーツカーの対決!「アウディ RS5 クーペ」対「BMW M4クーペ」AT対MT、AWD対RWD その勝者は?
後輪駆動と全輪駆動の比較
「M4」は遅れをとっているのか?もちろん、ドライブアクスルがないため、スタート時にやるべきことは多い。ローンチコントロールは限られた範囲でしか役に立たず、カップ2のタイヤが少し温まっている場合に限られる。電子制御のオートマチックスタートはないほうがいいくらいだ。以前私たちがやっていたように、簡単でいい。自動化された「M4コンペティション」は0-100km/h加速を3.6秒だった。すでに述べたように、「M4」は0から200km/hまでは「RS5」に遅れをとるが、その後は追い上げ、220km/hあたりでは、「RS5」がまだスピードに乗ろうとしているが、「M4」はすでに最後の6速に入っている。250km/hからは、「M4」が肩を並べ、もしかしたら引き離せるかもしれない。残念ながら、テスト飛行場のコースはそれほど長くないため、これを測定することはできなかった。ともかく、GPSで判断できることを評価する。また、どちらもセミスリックタイヤとセラミックブレーキを履いていたため、制動距離も気になった。
すでに少し冷えすぎていたのかもしれないが、総じて言えば、両車とも以前のテストでのノーマルタイヤに比べれば、それほど速くない。しかし、BMWのペダルフィーリングが格段に良くなっていることは顕著で、ディスクとタイヤの状態をリアルに感じることができる。「RS5」では、もっと悪く、もっと揺れ、ABSの干渉もあった。まだBMWのレベルには達していないが、耐久性の面でも「RS5」は良くなった。以前はよく煙が出ていた。
8気筒エンジンから6気筒エンジンに切り替えたばかりの「アウディRS5」が、「M4 コンペティション」と「メルセデスAMG C 63 Sクーペ」というライバルに挑んだ2017年末まで、数年巻き戻そう。そして、ザクセンリンクサーキットでは徹底的に打ちのめされた。高速でも低速でも、どのコーナーでもアンダーステアが多発し、全般的に良好だった基本速度が失われてしまったのだ。39秒というハイラップ以上は不可能で、古い「V8 RS5」がそうであったのとほぼ同じだった。ライバルは?「M4」はすでに36秒台に入っていた。その後、アウディはタイヤをコンチからハンコックに交換し、サスペンションにも若干の変更を加えた。驚いたことに、より正確で、より楽しくなったが、それでも競合の同好のクーペには遠く及ばなかった。