最高額は誰だ!? J1、新外国人の市場価値ランキング9位。欧州でMVPの経験も! 南米名門育ちの小さな巨人
J1リーグのクライマックスが近づいている。各クラブは今夏も優勝争い、残留争いなどそれぞれの目的のために夏の補強を行った。この夏にJ1に加わった「助っ人外国人」の中で、最も高い市場価値をもつ選手は誰なのだろうか。今回はJ1新加入外国人の市場価値をランキング形式で紹介する。※市場価値やスタッツはデータサイト『Transfermarkt』を参照。順位はサイトの表示に準拠する。情報は全て17日時点。
9位:ターレス・ブレーネル(ブラジル国籍)
生年月日:1998年5月12日 所属クラブ:鹿島アントラーズ 市場価値:60万ユーロ(約9600万円) 9位には鹿島アントラーズのMFターレス・ブレーネルがランクインした。期限付き移籍によって加入したブラジル人は、60万ユーロ(約9600万円)の市場価値を誇っている。 現在26歳のターレスは、母国ブラジルの名門フルミネンセの下部組織出身。これまでブラジル、ウクライナ、フィンランドとさまざまな国でプレーした経験をもつ。身長172センチと決してサイズのある選手ではないが、がっしりとした体格の持ち主で、巧みなボールコントロールが強みだ。 前所属のルフ・リヴィウ(ウクライナ)では、攻撃的MFとしてコンスタントに出場機会を得ており、今年4月にはファン投票によって選出されるクラブの月間MVPに輝いている。最終的に、昨季は公式戦25試合に出場して5ゴール4アシストの活躍を残した。 8月中旬に鹿島アントラーズの一員となってからは、ここまでJ1リーグで2試合に出場。その合計出場時間は40分弱となっており、まだまだ本領発揮には至っていない。ターレスは期限付き移籍期間中に、常勝軍団でインパクトのある活躍を残すことができるだろうか。
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