北米から日本酒ファン 富山県内酒蔵見学、飲み比べ楽しむ
北米の日本酒専門店のオーナーや、すしレストランの日本酒ソムリエら6人が富山市と立山町の酒蔵などを回るツアーが25日あり、伝統的な酒造りを見学したり、試飲を楽しんだりして理解を深めた。 ツアーは海外での日本酒の消費を増やそうと日本貿易振興機構(ジェトロ)が企画。参加者は北米の日本酒ファンに交流サイト(SNS)などで日本酒の良さを発信する。 この日は、富山駅前の商業施設マルート内の「バール・デ・美富味(みとみ)」を訪れ、6種類の日本酒の飲み比べや地元食材を使った食事を楽しんだ。立山町の白岩と富山市の桝田酒造店の酒蔵を見学した。 米ロサンゼルスで日本酒専門店を営んでいるグレッグ・ベックさんは初めて来県し、「アメリカでも富山の酒はよく飲んでいて好きだった。富山は景色が良く、素晴らしい」と話した。参加者は27日まで国内に滞在し、山形、京都など5府県を回る。