早大・田中健想、服部亮太の1年コンビで7トライ 帝京大は34連勝でストップ【ラグビー】
◇3日 関東大学ラグビー対抗戦 早大48―17帝京大(秩父宮ラグビー場) 関東大学ラグビー対抗戦の全勝対決となった早大―帝京大は3日、秩父宮ラグビー場で行われ、早大が48―17で下し、4戦全勝とした。早大の帝京大戦勝利は4年ぶり。帝京大の21年からの対抗戦連勝は25、大学選手権を含めた連勝は34で止まった。 早大は前半13分、19分、21分とWTB田中健想(1年・桐蔭学園)が3連続トライ。帝京大もFW青木主将が2トライを返すが、早大は40分にロングキックで大活躍のSO服部亮太(1年・佐賀工)もトライ。26―10で折り返すと、後半も田中が2つ、服部が1つトライを加えて1年生2人で7トライをあげる大暴れだ。 「スペースがあるときは積極的に(ボールを)呼びました」(田中)、「武器のキックでチームに貢献できてよかった。トライはたまたま」(服部)と、ルーキーながらプレーもコメントも堂々としたもの。日本代表からチームに復帰したFB矢崎(2年)にマークが集まる中、次世代パワーが爆発しての大勝した。 フッカー佐藤主将(4年)は「標的にしていた試合に勝てたことは自信になる。でも夏は帝京大に勝った次の週に天理大に負けた。浮つかずに次の筑波大戦(10日・熊谷)に備えます」と次戦を見据えた。
中日スポーツ