サッカー栃木SC 新練習場をさくら市に整備
とちぎテレビ
来シーズンからサッカーJ3で戦う栃木SCは、17日さくら市にある運動場を専用の練習場として整備することを発表しました。 栃木SCの専用の練習場として整備されるのはさくら市の喜連川運動場です。 旧喜連川中学校の跡地を活用したこの施設は面積がおよそ2.4ヘクタールで、現在は土のサッカーコートとして一般に解放されています。 栃木SCはこれまで専用の練習場を持たず、宇都宮市など県内各地を転々としていてほかのクラブに比べて練習環境が十分ではありませんでしたが、今回の整備により選手のケガのリスクの軽減や有力選手の獲得が期待されるといいます。 17日、さくら市役所で行われた会見には栃木SCの運営会社の橋本大輔社長やさくら市の花塚隆志市長が出席し概要を説明しました。 新たな練習場はサッカーコート1面を天然芝に整備します。その費用はおよそ3億5千万円で、企業版ふるさと納税の活用が検討されています。クラブハウスについては敷地内に新たに建設するかもしくは隣接する施設の一部を利用する案が示されました。 栃木SCは宇都宮市の河内総合運動公園陸上競技場やさくら市のさくらスタジアムを引き続き練習場として利用するとしていますが河内総合運動公園にあるクラブハウスの扱いについては今後検討していくということです。 橋本社長は今回の新たな練習場の整備について宇都宮市にこれまでの支援について感謝を述べました。 着工は来年4月から5月ごろの予定で、2026年の完成を目指すということです。
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