中国の習主席が金正恩氏に祝電 新年以来9か月ぶり=疎遠さ反映?
【ソウル聯合ニュース】中国の習近平国家主席は北朝鮮の建国76年の記念日(9月9日)に合わせ、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)に祝電を送り、戦略的な意思疎通を強化する考えを示した。朝鮮中央通信が9日、報じた。 習氏は「新しい情勢の中、中国は戦略的な高みと長期的な観点から中朝関係に向き合う」として、「両国の人民により多くの福利をもたらし、地域と世界の平和と安定、発展、繁栄により大きく寄与する用意がある」と述べた。 習氏が金氏に祝電を送ったのは今年1月1日以来となる。ウクライナ戦争勃発後に北朝鮮とロシアが接近する一方、中朝は疎遠となった。金氏とロシアのプーチン大統領は1年間に2回首脳会談を行い、祝電なども複数回やり取りした。だが、習氏が今年、金氏に祝電を送ったのは2回にとどまっている。朝鮮中央通信によると、プーチン氏は今月7日に金氏に祝電を送り、両国関係を「計画的に強化」していこうと呼びかけた。
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