早朝から行列「道後温泉本館」5年半ぶりの全館営業再開で…受け継がれる“道後流のおもてなし”
絣屋 石田匡暁社長: 「もうこれからです、道後はゴールじゃなくてスタート地点にもう一回立って、新しいフェーズに入ったけどまた新たなスタートが切られた」 道後商店街で土産物店を営む石田さんです。この10年で道後を訪れる人の観光スタイルが変化したと感じています。 石田さん: 「(これまでは)宿泊観光地道後、要は“道後完結型”だったのが、観光地・道後、中心市街地のホテルに泊まって、日中(道後)観光で遊んで、ナイトタイムエコノミーやそういう時間を市内で楽しむ、こういう広域どんどんお客さんが楽しんでいる」 さらなる発展へ、多様化するニーズへの対応がカギを握っていると考えた石田さん。2年ほど前から、市内の商店街の責任者と交流の場を設け、その時手に入れた情報を自身が経営する土産物店で拡散。道後から各地へ足を運んでもらう仕組みを確立しようと取り組んでいます。 石田さん: 「その時代時代に合った価値観とかライフスタイルに合わせて、仕掛け方をどんどん変えていく。道後だけの問題じゃなくて、松山全体、あるいは愛媛県全体の問題にもなってくると思うので、しっかりとオール松山オール愛媛、オール道後はもちろんですけどしっかり取り組んでいきたい」