早朝から行列「道後温泉本館」5年半ぶりの全館営業再開で…受け継がれる“道後流のおもてなし”
道後の湯を堪能したみなさん。大広間や個室でほっと一息。 湯上がり客: 「すごい気持ちよかったです。お湯がアツいのでいまでもすごいポカポカして気持ち良い」 湯上がり客: 「おいしい、サクサクしていて。お茶がぬるくていいよね、何杯でもいけそう」 東京都から: 「実は5年半前からこの日を待ってた。仕事の休みをわざわざ調整してずらしてきょうこの日に何とか。待った甲斐があった、昔を思い出した」
今回の保存修理工事で新たに誕生した‟貸し切り休憩室”、『しらさぎの間』。一番乗りになったのは…。 松山市内から: 「初めて特別室が解放されるということで一番にお客さんになりたくて(予約開始日の)夜12時からスタートだったのでスマホの前でずっと待って」 新たなスタートを切った道後温泉。再開の瞬間は沢山の笑顔であふれていました。
毎日“キッチンカー”が登場!本館周辺もお祝いムード
本館周辺はお祝いムードに包まれています。勢い良く雨が降り続く、午前10時過ぎ。 本館そばにある「坊っちゃん広場」では完全営業再開にあわせて企画されたキッチンカーイベントの準備が進められていました。 Bonny bakery 八久保有里紗 代表: 「きょうはどうしても出たい。何があっても絶対出ますと。めちゃくちゃ嬉しい。個人的に道後が大好き。ずっと(テント膜)が被せてあったのがさみしいと思っていたので。やっとオープンなのでお祝いできるのがすごい嬉しい」
出店したのは個性的な顔の形をしたパンが人気のBonny bakery。 八久保代表: 「坊っちゃん団子のパン。一番人気」 他にも、白鷺?の顔に愛媛名物のみかん、坊っちゃん・マドンナをモチーフにしたパンなど全11種類400個を用意しました。 坊っちゃん広場を運営する古湧園では、キッチンカーイベントに加えて広場内のチョコレート専門店の内装を模様替えするなど、本館の”復活効果”に乗って観光客の取り込みを狙っています。