【箱根駅伝】今年3位の城西大〝3強崩し〟へ虎視眈々 櫛部監督「駅伝は先手必勝。往路を重視」
来年1月2、3日に行われる第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)に出場する城西大の櫛部静二監督(53)は、3強超えも視野に入れている。 前回大会は3位に食い込むも、5区で区間新記録をマークした〝山の妖精〟こと山本唯翔(現SUBARU)が卒業。櫛部監督は10日に都内で行われた会見で「山本選手が卒業して、逆に弱みというような状況なのですが」と苦笑いを浮かべる一方で「また新たな選手が台頭してきて、エース斎藤将也と同じ3年のビクター・キムタイ、4年生でキャプテンの平林樹も成長している。選手層がかねてから悩みだったけど、少しずつではあるが増している。総合的なところが強み」と手応えを語った。 11月の全日本大学駅伝は5位以内を目標に掲げたが、6位に終わった。リベンジを目指す箱根駅伝は「駅伝は私自身、先手必勝だと常々思っている。もちろん総合的に考えて要所要所の選手は立てつつ、前半、特に往路を重視してしっかりと攻めた走りをしたい」。4位以内を狙いつつ、国学院大、青学大、駒大の3強を崩しに行く。
東スポWEB