民進党大島幹事長が定例会見(全文2完)離党希望者には丁寧に対応したい
人生100年時代構想会議という有識者会議についてどう分析しているのか
文化放送:文化放送の〓ヤマモト 00:34:40〓です。ちょっとお話が全然変わってしまうのですが、今日夕方、政府が人づくり革命の。 大島:何? 文化放送:人づくり革命。人生100年時代構想会議という有識者会議、第1回目を開催しました。学び方、学び直しとか、教育無償化、働き方、それから社会保障、全世代型の社会保障に改革するなど、多岐にわたるテーマが盛り込まれていますが、前の、政策の担当者でもあった幹事長に、これどういうふうに分析されているのか、見ていらっしゃるのかをお聞きかせください。 大島:今の時代は、私の考えとしては結構大変な時代に入っていると思っていて、これまでは1つの技術、技能を身につければ一生、食べていけた時代ですよね。一生食べていけた時代で、たぶん今の70歳ぐらいの団塊の世代の皆さんは、1つの技能があれば、家が建てられて、子供も学校まで送れたという時代だったと思う。ただ今は、その技術の進歩が結構早くて、常にその職業能力を身に付けないと、一定の所得が得られない時代に入ってきているかなと思っています。 で、これは私の2000年の選挙のときの公約が実現した制度が、求職者支援制度でして、国の公的な資金で専業主婦、家庭に戻られた方が、子供が手離れしたので、もう一度職場に復帰したい場合には国の費用で職業訓練を受けられるようになりましたし、あるいは自営業を廃業されて、サラリーマンとして仕事する。そのときに職業訓練、身に付けたい。でも雇用保険に、家庭に入られていた方も、あるいは自営業の方も雇用保険に入っていませんから、それで国の費用で求職者支援制度として、3カ月から最長2年ぐらいの職業能力を身に付けられるようになっています。 ですから、そういう具体的に、今の職場の環境。あるいは今後のビジネスの環境を捉えながら、職業能力をどうやって開発、身につけていただくかっていう、そういう議論っていうのがまず、先に大切かなと思っています。 やっぱり働いた経験があったほうが、そういう施策はより、本質は細目に宿るということがありますから、政府の、よく見ながら、今の改革の内容については精査をしていきたいなとは考えておりますけど、はい。おっしゃるとおりだと思います。 司会:ありがとうございました。幹事長、日程ございますので、今日はこの辺で締めさせていただきたいと思います。ご協力ありがとうございました。 大島:どうもありがとうございました。 (完)【連載】民進党の大島幹事長が定例会見