今季3勝目を飾った平田憲聖選手（写真：JGTO Images）

　平田憲聖が日韓亜ツアー共催大会のシンハン ドンヘ オープン（韓国／クラブ72カントリークラブ）で2週連続となる今季3勝目、ツアー通算5勝目を飾った。 ―初日57位から2週連続優勝 　初日の出だし4ホールから考えると、まさか優勝できるとは思っていませんでした。2週連続優勝ができて、世界に挑戦できるチャンスも貰えて嬉しいです。 ―最終日を振り返って 　すごく難しくなると思いました。状態は悪くなかったのであまり考えずにプレーした結果、ラスト3ホールは悔いが残りますが、それまでは良いゴルフができていたので自信になりました。 ―クラブ72カントリークラブの印象 　距離があってタフなホールもある中で、チャンスホールもあるのでメリハリのあるコースだと思いました。今年、韓国ではコースのメンテナンスが難しいと聞いていたのですが、その中でも状態は良いと思いますし、難しくて良いコースだなと思いました。 ―韓国やアジアンツアーの選手とのプレー 　ゴルフを通して韓国やアジアンツアーの選手たちとプレーできるのはスポーツの魅力だと思いますし、僕はそんなに英語も韓国語も分からないのでコミュニケーションを取れていないですが、プレーを見ていれば何となく分かりますし、日本人の選手とは違う強さがあると思うので、色々勉強しながらプレーしていました。 ―日本の若手選手の活躍 　怖いもの知らずというか積極的にチャレンジしていけていることが、活躍に繋がっているのかなと思います。 ―今年の目標は 　出る試合でベストを尽くして、その結果がどうだったかというのを大切にしています。今週もベストを尽くして優勝できたことに満足していますし、賞金ランキングが良い位置なのも分かっています。ここからは賞金王を少し意識するのかなと思うので、そこは一つの目標としてプレーしたいです。 ―3週連続優勝に向けて 　そんなに上手く行かないのは分かっているので、難しい試合になると思いますが、もちろん出場するからには優勝したいですし、頑張りたいなと思います。