レイズのフランコ内野手、今度は「銃器の不法使用と所持」で告発される
米スポーツ専門局「ESPN」は11日(日本時間12日)、未成年者への性的虐待などの罪で制限選手となっているレイズのワンダー・フランコ内野手が、ドミニカ共和国でけんかに巻き込まれ、警察に逮捕されたと報じた。その際に銃が引き抜かれたとして、ドミニカ共和国司法長官事務所はフランコを「銃器の不法使用と所持」で暫定的に告発した、12日(同13日)に伝えた。 2021年にメジャーデビューしたフランコは、将来性を見込まれ、同年オフにレイズと11年総額1億8200万ドル(約209億円=当時のレート)の大型契約を結んだ。23年にはオールスター戦に選出されるなど若くして才能を発揮したが、同年8月、14歳以下の未成年者に性加害を加え、口止め料として金銭を支払ったことが発覚。現在は裁判を待っており、無給の制限リストに入っている。有罪判決が下された場合、フランコには最長20年の懲役刑が科される可能性がある。 なお、今回の銃器使用の件については、フランコが適切な免許を取得し、銃器が登録されていれば、法的に銃器の所持を引き続き許可されると報告している。法執行当局はフランコが銃器の適切なライセンスと登録を持っていたかどうかについてはまだ明らかにされていない。
報知新聞社