【ハイライト動画あり】元日本代表・堀江翔太、現役ラストゲームでコンバージョンキックを決める。バーバリアンズvs.フィジー
ベンチにはHO堀江のほかに、やはりワイルドナイツでプレーする日本代表PRクレイグ・ミラー(18キャップ)、そしてワイルドナイツのLOリアム・ミッチェル、イングランド代表のSHベン・ヤングス(129キャップ)らが控えた。
一方、2023年のワールドカップで決勝トーナメントに進出したフィジー代表。今年から、元日本代表コーチのミック・バーンがHC(ヘッドコーチ)務めている。この試合の後、7月にジョージア代表、ニュージーランド代表と対戦する。
今回はヨーロッパでプレーしている選手の中にはシーズンが終わっていない選手もいたため、スーパーラグビーに参戦している『フィジアン・ドゥルア』のメンバーが中心となった。
セブンズのオリンピック金メダリストでもあるFB(フルバック)ヴィリモニ・ボティトゥ、FLデリ・メレナランギといった昨年のワールドカップメンバーを軸に若い選手を織り交ぜたメンバーとなった。
両チームは2013年から今まで3度対戦しており、最初の2回はバーバリアンズが勝利した。直近では2019年に対戦し、一進一退の攻防を繰り広げ、最終的には33-31でフィジーが勝利している。
この試合の勝者には、2011年からスポンサーである英国企業の名を冠した『キリックカップ』が贈呈される。昨年は世界選抜にバーバリアンズが、48-42で勝利して保持し、2021年から3年間カップを守り続けてきた。
世界的な選手がずらりと揃うバーバリアンズが、今回もカップ防衛に成功するか。それともボールをどこからでもつなぐラグビーが持ち味のフィジー代表が観客を沸かせるプレーで、対バーバリアンズに連勝となるか。試合は現地時間で6月22日(土)午後5:15(日本時間深夜1:15)にキックオフされた。
試合序盤は拮抗した状況になるが、先制したのは黒白の団柄ジャージーのバーバリアンズだった。スクラムを起点に左に展開し、FB(フルバック)チャイ・フィハキがゲインすると、最後はSHケアからパスを受けたFLボーシェーがトライを挙げて5点を先制した。