阪神・森下翔太、ミキハウス・サンスポMVP表彰式 200人のファンに過酷オフでV奪回誓った
血となり肉となる食事の細かい部分までこだわって、パワーアップを図る。中から磨き上げた体でトレーニングでも徹底的に追い込む。一人暮らしの誘惑に負けずにやり遂げることができるかどうかが、成績に直結することは分かっている。どんなに苦しくても、成長した自分を想像すれば乗り越えられる。
「今年は優勝できなかったので、まずはリーグ優勝、そして日本一を目指して。個人的にも打率にこだわって、首位打者を目指してやっていきたい。プラス、またこの舞台に立てれば最高だと思うので、そのためにもたくさんの応援をよろしくお願いします!!」
藤川虎の主力として勝利に導くために、進化を遂げて3年目に挑む。そして次はV戦士として、ファンの笑顔があふれるこのステージに立つ。(中屋友那)
★阪神でも4番打者!?
プレミア12で全試合4番を務めた森下は、阪神でも4番争いに挑むかを問われると「したほうがいいですか?」と逆質問。観客から笑いとともに大きな拍手を受けると「打てるのであれば。でもクリーンアップ、3、4、5(番)は絶対に打ちたいです。その中で4番を任されるのであれば、自分の役割をしようかなとは思っています」と意欲を示した。
★午前中はミズノブランドアンバサダーミーティングで用具の意見交換
森下はミキハウス・サンスポMVP表彰式の前に、大阪市内で行われた「ミズノ ブランドアンバサダーミーティング」に参加した。来季からミズノ社のブランドアンバサダーに就任。バットやグラブなどの用具について、クラフトマンらと意見交換した。
グラブは「自分に合ったものを探したい。イレギュラーしたときの対応などゴロ(の処理)を重視して選びたい」と、多くのタイプを手にはめて感触を確認。バットについては「変わらない想定でいますけど、分からない。オフシーズンにそれを試すんで」と試行錯誤を重ねていく。
★夜はサンテレビに出演
森下はサンテレビのタイガース応援番組「熱血!タイガース党」(金曜後8・00)に生出演した。今シーズンの自身の打撃フォームの変化などを振り返り、来季に向けて「(打率)3割を目標として取り組みたい。一番欲しいのは首位打者です」と力を込めた。多忙な人気者はトレーニングもしっかりこなし、3年目の飛躍につなげる。