衆院選 走る候補2区 保守系前職2人に新人3人割り込む混戦 南北500キロの選挙区を制するのは?
県内4つの選挙区で唯一の共産党公認候補で、「軍拡によらない対話による平和外交」や、物価高対策として消費税引き下げを主張しています。 (松崎真琴候補)「格差と貧困が広がっています。石破政権はこれを引き継ぐと言っている。これでは国民の命と暮らしを守る政治は実現できないと考えている。暮らしを守っていく、平和を守っていくのがどの政党なのか誰なのか、そのことをしっかりと訴えて頑張っていきたい」 ■三反園訓候補 無・前(1) (第一声)「一生懸命頑張って新しい風を吹かせて日本の政治を必ず変えてみせる」 無所属で前職の三反園訓さんは指宿市出身の66歳です。知事を1期務めた後、前回、自民党現職を破り初当選しました。自民党会派に籍を置いて保守系無所属として活動してきました。 15日の公示日は地元の指宿市など南薩エリアを回りました。 (三反園訓候補)「畑の中でさつま芋、オクラ、スナップエンドウ、お茶をつくりながら生活している。生産農家と思いを一つにしながら政治がしっかりして農業を発展し守っていかないといけない」 自民党県連に公認候補の推薦を申し出たものの叶わず、「草の根」で観光や農業振興などを訴え、支持拡大を目指します。 (三反園訓候補)「国民の声を聞こうと思ってたくさんの人に会いました。年金、介護、子育て支援、物価高の問題、様々な問題ありますから、もっと政治がやらないといけないことがたくさんある。国民にこたえる政治にしたいとそういう思いで出馬した」 ■辻健太郎候補(維新・新) (第一声)「テクノロジーとともに広げていく、日本の未来を鹿児島からつくる」 辻健太郎さんは奄美市出身の38歳で、経営コンサルタントです。前回、比例東京で落選し今回はふるさと奄美市を含む2区から立候補しました。 今年の夏から自ら出演・撮影・編集した広告を動画投稿サイトに掲載し、認知度アップを図ってきました。 (辻健太郎候補)「(自身に)興味を持っていただいていることに対し私自身が何を投げられるか。本当にこの人は何ができる人なのかということを12日間で証明していかないといけない。そこを一生懸命やる」