「僕が監督でも1軍に上げていない」DeNAと育成契約の笠谷俊介、支えてくれたファンへ恩返しの復活誓う
ソフトバンクから戦力外通告を受け、来季からDeNAで育成としてプレーする笠谷俊介投手(27)が2日、福岡県飯塚市の選手会ゴルフに参加し、ファンへの恩返しを誓った。 ■ティーグランドに立つ笠谷俊介が映え過ぎて…【写真】 「来年もNPBで野球ができることが一番うれしい。育成からのスタートなので、早く支配下になれるよう頑張っていく」。プレーを終えた笠谷はすがすがしい表情で語った。 今季はウエスタン・リーグで24試合に登板し、2勝3敗1セーブ、防御率2・82。当初は先発をしていたが、途中から中継ぎとしてマウンドに上がった。1軍では登板がなかったが「妥当だと思う。僕が監督でも、たぶん1軍に上げていない」と冷静に振り返った。 秋季教育リーグ「フェニックス・リーグ」で登板した頃から、左腕を少し下げたフォームで投球するなど、先を見据えて取り組んでいた。「いい球を投げられるように、今も試行錯誤」と振り返る。 DeNAの印象は「ファンがすごく熱い」と語り、「チームが優勝することが一番。その一員になれるようにやっていきたい」と熱い思いを口にした。 「10年間、福岡で野球ができたことに感謝しています。(球団は変わるが)来年も野球ができるので、変わらず応援してほしいなと思います」。新天地に向かう前に、長く支えとなったホークスファンに感謝のメッセージを送った。(浜口妙華) 【#OTTOホークス情報】
西日本新聞社