阪神の青柳がメジャー挑戦 来季10年目、球団も承認「背中を押す」
阪神は5日、青柳晃洋投手(30)のポスティングシステムでの米移籍を承認したと発表した。ポスティングでの米移籍は、球団では22年オフの藤浪晋太郎投手以来、3人目。嶌村聡球団本部長は秋季キャンプ地の高知県安芸市で取材に応じ、「本人といろいろ話もして、球団としては総合的に判断して、容認した。背中を押す」と述べた。メジャー挑戦の意思は、約2年前から球団に伝えていたという。 【写真】阪神・青柳晃洋は帰国の途に就く“ベストフレンド”ビーズリーを見送りに駆けつけた 来季10年目を迎える青柳は、クオータースローが特徴。今季は2勝、防御率3・69にとどまったが、2021年は最多勝と最高勝率、22年は最多勝、最優秀防御率、最高勝率の3つのタイトルを獲得した。 神奈川県出身。神奈川・川崎工科高から帝京大を経て、ドラフト5位で16年に阪神入団した。