【小倉競輪(ナイター)GⅠ競輪祭】眞杉匠 特別インタビュー 関東の若きエース「連覇果たしグランプリへ」/11月19日開幕
今年最後のGⅠ戦に男女136人が出場
今年最後のGⅠが、今年も小倉競輪場(北九州市小倉北区)を舞台に19日から争われる。6日制ナイターで男子108人が戦う「第66回朝日新聞社杯競輪祭」(優勝賞金4790万円)と、ガールズ28人が3夜にわたって覇を競う「第2回競輪祭女子王座戦」(同540万円)。静岡競輪場で年末に行われる「KEIRINグランプリ2024」(同1億4000万円)と「ガールズグランプリ2024」(同1430万円)の出場権を巡り、優勝争いとともに賞金争いにも注目が集まる。昨年、競輪祭で2度目のGⅠ制覇を果たした関東の若きエース・眞杉匠(栃木)に、連覇への意気込みを聞いた。 【競輪】GⅠ第66回競輪祭 出場者【表】
プロフィル
◆眞杉匠(ますぎ・たくみ) 1999年2月1日生まれ。宇都宮市出身の25歳。作新学院高卒。113期として日本競輪学校(現日本競輪選手養成所)に入り、2018年7月函館でデビュー(1着、1着、決勝3着)。ホームバンクは宇都宮。師匠は高校の先輩の小田倉勇二(埼玉・91期)。23年8月の西武園GⅠオールスターで初タイトル、同年GPに初出場し3着。GⅡを2V(24年7月松戸サマーナイトフェスティバル、同年9月宇都宮共同通信社杯)。GⅢは4V(22年3月名古屋記念、同7月小松島記念、23年5月宇都宮記念、24年4月西武園記念)。通算成績は546戦214勝、優勝28回、通算獲得賞金3億9177万6474円(11月12日現在)。175.6センチ、76キロ、A型。
昨年は2度のGⅠ制覇
――昨年はGⅠを2回優勝。今年は初めてS級S班での戦いですが、意識は昨年と違いますか。 「特に変わりないですね。ただ、最初のオールスターは吉田拓矢さんが前で駆けてくれて、取らせてもらったもの。今度は自分がラインに恩返ししたいという思いは強くなりました」 ――昨年の競輪祭決勝は単騎戦でした。 「単騎だし、気楽に走れた面はあります。そんなに調子が良かったわけではないんですけどね」