【小倉競輪(ナイター)GⅠ競輪祭】眞杉匠 特別インタビュー 関東の若きエース「連覇果たしグランプリへ」/11月19日開幕
「セッティングばっちり」
――地元の宇都宮で行われた9月のGⅡ共同通信社杯で優勝しました。 「地元だからと関係なく、どんな開催もいつも通りにやっています。街道練習を今年あまりできていなかったので、8月のオールスターが終わってから街道練習をやり始めました。街道の重さでトルク感が出てきました。優勝は運もありましたね」 ――その開催中にセッティングが出たと言っていました。 「それまでなかなかセッティングが決まらなくて、ずっと毎回、自転車をいじっていました。それが準決ですごくいい感じになったんです。そこからはほとんど触っていません。戦う上で、これはデカいですね」 ――共同通信社杯には神山雄一郎さんも出場。アドバイスを受けたそうですね。 「レースのことというより、普段の心構えや練習への取り組み方といったところですね。神山さんは、普段から本当にすごいんですよ」 ――直前の四日市記念は二次予選で失格でした。 「申し訳ないです。でも初日特選は1着が取れたし、感触はいつも通りでした。2日目は内容のある走りをしようと思って突っ張り先行をしたんですが、ペース配分がうまくいかなかった感じです。実戦で先行を重ねて修正していきます」 ――連覇の懸かるGⅠ競輪祭が近づいてきました。賞金6位と、GP出走へ有利な位置で迎えます。 「とはいえまだ確定ではないので、やはりGⅠを取ってグランプリ出場を決めたいです。小倉は軽いし、先行が有利な走路。好きなバンクですけど、逆を言えば先行できなかったときは苦しくなるし、自分にだけ軽いわけではない。しっかりとレースの流れに対応しながら、優勝をつかみ取りたいです」