【東京六大学】 慶應大が早稲田大に11安打9得点の大勝!清原正吾が3号ソロ含む4安打の大暴れ! 2年生・渡辺和大が9回1失点完投
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補足打った瞬間にホームランと分かる一発もすごかったですが、抜いた変化球などを右へ流し打った3本の安打も見事でした。初本塁打のボールは父、2号は母にプレゼントしたと話していたので、「3号は?」と質問され、「弟に渡したい。ぼくのホームランボールを原動力にして、大学生活をがんばってもらいたい」と答えたのも秀逸でした。堀井監督が「ぼくにはいつ回ってくるのかな?」と応じて報道陣を喜ばせてくれました。今日は一塁手としての動きも軽快で、大学生活最後の早慶戦を思い切り満喫していると感じました。これぞ、スポーツの素晴らしさだと思います。バレーやアメリカンフットボールも経験した清原選手は、野球一筋の選手以上に、スポーツ本来の楽しさを知っているのかもしれません。卒業後も彼のプレーを観たいと思っているファンも多いのではないでしょうか。実力プラスアルファの不思議な魅力を持った選手です。
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1965年、岐阜市生まれ。立教大学卒、筑波大学大学院修了。元・朝日新聞編集委員。高校野球を30年以上にわたって取材し、松坂世代や決勝再試合など数々の名勝負に立ち会ったほか、大会運営や100回史(朝日新聞出版)の編集に携わる。メインライターを務めた名勝負連載「あの夏」や「高校野球メソッド」は書籍化された。プロ野球や大学野球、大リーグ、第1回WBCも取材。アテネ五輪では柔道などを担当し、日本の金メダル16個のうち12個の取材に携わった。現在は(株)文化工房(テレビ朝日グループ)のスポーツライター・プロデューサー。