見解北朝鮮産シジミが韓国経由で日本に不正に持ち込まれていた。日本に不正輸入した企業は、極めて悪質で、北朝鮮産のシジミをロシア産として輸入した上に、青森産と産地偽装し販売していた。 北朝鮮は外貨獲得のため、中国や韓国の闇社会とつながり、北朝鮮物品の不正輸出を行っている。北朝鮮産水産物の不正輸入は、アサリ、ウニ、シジミと続き後を絶たない。 北朝鮮の核兵器開発、ミサイル実験に歯止めをかけるためにも、国連の定めた経済制裁は、厳格化しなければならない。 また、日本国内に不正に持ち込まれた水産物が産地偽装されていたのである。国民の生活を守るためにも、密輸を徹底的に取り締まる必要がある。
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コメンテータープロフィール
東海大学海洋学部教授。1962年千葉県出身。学習院大学経済学部卒後、金融機関を経て日本船舶振興会(現日本財団)に勤務。勤務の傍ら埼玉大学大学院博士課程修了。博士(経済学)。2009年東海大学教授。海難審判庁業務改善委員会委員、国土交通省海洋政策懇談会委員、東京都専門委員などを歴任。八重山自然大使。海洋コメンテータとして各種メディアで海洋問題を解説。著書、日本の国境(新潮新書)ほか多数。
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