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渡辺浩志

渡辺浩志

認証済み

ソニーフィナンシャルグループ シニアエコノミスト

報告

雇用者の7割が働く中小企業が賃上げの原資となる利益をいかに確保するかが問題です。成長期待や生産性向上を伴わない賃上げは持続しませんし、雇用や設備投資の減少にしわ寄せされる恐れもあります。労働組合は賃上げを実現できるよう、会社とともに生産性向上策(デジタル技術を活用した業務効率化など)の議論を深める必要があります。また、大企業による極端な値下げ要求や短納期要求などといった下請けいじめへの監視強化などが必要です。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 今野晴貴

    NPO法人POSSE代表。雇用・労働政策研究者。

    これはとても優れた取り組みです。ぜひ広がってほしいと思います。これまでの春闘の問題点は、賃金の総額の…続きを読む

コメンテータープロフィール

渡辺浩志

ソニーフィナンシャルグループ シニアエコノミスト

1974年生まれ。99年に株式会社大和総研へ入社。以降、内閣府、SMBC日興証券株式会社でエコノミスト業務に従事。2017年1月より現職。専門はマクロ経済(国内外の景気、財政・金融政策)と金融市場(株式、債券、コモディティ等)

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