見解今まで、ドライブレコーダー映像で、何件も、スリップ事故を見て来ましたが、急のつく運転をしない為に、一番、大切な事は、車間距離です。当たり前ですが、短い距離で止まろうとするから、急ブレーキを踏んでしまいます。よって、車間距離を確保していないという事は、常に急ブレーキを踏んでしまうリスクを伴うという事です。 また、後続車から発見が遅れ、急ブレーキになり追突されないように、昼間でもライトの点灯は大切です。道路交通法施行令では、高速道路では200m、一般道では50mの視界が確保できない場合、昼間でもライト点灯の義務となります。よって、悪天候の場合、常にライトを点灯させ、被害に遭わない運転も心がけてください。
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コメンテータープロフィール
1969年生まれ。関西学院大学法学部卒業。大手企業を経て神戸のタクシー会社に25歳で入社。27歳からその子会社の社長に就任。その経験を元に、2004年ディ・クリエイトを設立し、交通事故防止コンサルティングを開始。ドライブレコーダーの映像を使った事故防止メソッドを日本で初めて確立し、現在、年間400回以上のセミナー活動をこなす。2万件以上の交通事故映像を駆使し、その独特の防止策で、依頼企業の交通事故削減を実現している。2012年一般社団法人日本事故防止推進機構(JAPPA)を設立し、理事長に就任。2019年よりYouTube番組『上西一美のドラレコ交通事故防止』を毎日更新中。