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高口康太

高口康太

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ジャーナリスト、翻訳家

報告

見解中国では過去20年以上にわたり不動産価格が右肩上がりで上昇していました。持ち家があれば世帯資産は勝手に増えていくので一生安心できるという証明として、結婚の条件としての持ち家という風習が広がったと言われています。今後、住宅価格があがらないようであれば、この慣習も変わりそうです。 また、結納金については歴史もある一方で、一人っ子政策によって一人娘しかいない親の、老後保障のお金という側面もありました。 古くからある伝統のように言われることも多いのですが、21世紀に入ってからの時代の変化にあわせて定着、拡大した部分が大きく、今後も時代が変わればこうした慣習は変わっていくでしょう。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 中島恵

    ジャーナリスト

    見解社会の価値観が急速に変わっており、大都市では高額な結納金なし、家のローンも夫婦2人で払う、家は賃貸で…続きを読む

コメンテータープロフィール

ジャーナリスト、翻訳家。 1976年生まれ。二度の中国留学を経て、中国を専門とするジャーナリストに。中国の経済、企業、社会、そして在日中国人社会など幅広く取材し、『ニューズウィーク日本版』『週刊東洋経済』『Wedge』など各誌に寄稿している。著書に『なぜ、習近平は激怒したのか――人気漫画家が亡命した理由』(祥伝社)、『現代中国経営者列伝』(星海社新書)。

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