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高口康太

高口康太

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ジャーナリスト、翻訳家

報告

見解確かに中国のネット通販はいまだに高成長を続けています。直近の小売外食売上高統計でも全体の伸び率は4%程度に対し、ネット通販は10%を超える成長。それだけオフラインの地盤を侵食しています。 一方、見すごせないのはオフラインにも強力なライバルが存在していることです。新しい都市型ショッピングモールは思わず写真を撮りたくなるような奇抜なデザインに加え、エンタメ体験サービスを多数集めることで集客に成功しています。歴史の長い百貨店ビジネスですが、どのように新たな価値を生み出すのか、岐路に立たされています。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 中島恵

    中島恵

    認証済み

    ジャーナリスト

    見解やはり最大の理由は2016~17年頃から急拡大したネット通販の影響だと思います。中国では、小さなもの…続きを読む

  • 浦上早苗

    経済ジャーナリスト/法政大学MBA実務家講師

    見解百貨店の衰退は日系に限ったことではなく、中国企業も苦しいです。 日本の百貨店と同じです。 中国はネッ…続きを読む

コメンテータープロフィール

ジャーナリスト、翻訳家。 1976年生まれ。二度の中国留学を経て、中国を専門とするジャーナリストに。中国の経済、企業、社会、そして在日中国人社会など幅広く取材し、『ニューズウィーク日本版』『週刊東洋経済』『Wedge』など各誌に寄稿している。著書に『なぜ、習近平は激怒したのか――人気漫画家が亡命した理由』(祥伝社)、『現代中国経営者列伝』(星海社新書)。

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