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田島悠来

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帝京大学文学部社会学科講師

報告

見解恋愛リアリティショーは一つのジャンルとして確立し、2010年代後半頃からABEMAやNetflixといった動画配信プラットフォームを中心に数多くのコンテンツが配信されています。若い女性の視聴者を主なターゲットとして想定していると見られますが、ここ最近は、ただ若い男女の恋愛に焦点を当てるだけではなく、参加者同士の友情を描いたり、中高年の恋愛に特化していたり、恋愛からさらに結婚や婚活系のコンテンツに発展したりと変容しています。ただ、これまではどうしても「異性」との恋愛を軸に展開してきたところがあり、そのことで現代社会にある人と人との多様な関係性を十分に捉えていたとは言い難い部分もありました。 本コンテンツをきっかけにして、そうしてリアリティショーから周縁に置かれてきてしまった/置かれてしまっていると感じてきた人たちに届き、多彩な人とのあり様に目を向けられるようになることを期待します。

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  • 松岡宗嗣

    一般社団法人fair代表理事

    見解エンターテイメント業界も含め、まだまだカミングアウトしている人が多くないなか、こうした番組が作られた…続きを読む

コメンテータープロフィール

田島悠来

帝京大学文学部社会学科講師

メディア文化論/メディア史の視点からアイドル文化やメディアコンテンツを分析・考察

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