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鈴木一人

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東京大学教授/地経学研究所長

報告

解説ゼレンスキー大統領とすれば、命綱でもあるアメリカからの支援が、米国内の政治的事情で止まることは、まさにこの戦争に負けることを意味する。そのため、共和党に向けて響くメッセージをなんとか紡ぎだしているという印象だが、今の共和党にとってアメリカが関与さえしなければ、世界大戦だろうと何だろうと勝手にやってくれ、という雰囲気なのだろう。もしそうした状況が差し迫ってくるようであれば、アメリカがNATOを脱退するとか言い出しかねない雰囲気すらあるように思える。他方、中国に対しては全く別の対応になるだろうけど。

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コメンテータープロフィール

鈴木一人

東京大学教授/地経学研究所長

専門は国際政治経済学。研究対象は宇宙政策、核不拡散、原子力安全、国際保健ガバナンス、経済安全保障、経済制裁、半導体政策、欧州統合、中東問題(特にイラン)など。宇宙政策委員、国際宇宙アカデミー正会員、日本安全保障貿易学会会長などを兼任。

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