解説カタールはハマスの政治部門の拠点を抱えた国であり、紛争解決には不可欠な国であるが、そのカタールが仲介国団から離脱したのは、それだけイスラエル、ハマス双方が停戦にコミットしていないという証。要はアメリカに無理矢理連れてこられて交渉はするが、双方に停戦の意思がない中で、話が全く進まないのに、カタールも嫌気したのだろう。要はバイデン外交の失敗。
コメンテータープロフィール
専門は国際政治経済学。研究対象は宇宙政策、核不拡散、原子力安全、国際保健ガバナンス、経済安全保障、経済制裁、半導体政策、欧州統合、中東問題(特にイラン)など。宇宙政策委員、国際宇宙アカデミー正会員、日本安全保障貿易学会会長などを兼任。
関連リンク(外部サイト)
鈴木一人の最近のコメント
【速報】石破首相が南米に出発…トランプ氏との会談は「まだ決まっていない」バイデン氏・習氏との会談に意欲
FNNプライムオンライン(フジテレビ系)