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鈴木一人

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東京大学教授/地経学研究所長

報告

解説決議ではなく、共同声明になったということは、アメリカが拒否権を使うことを示唆した、と言うことなのだろう。それにしても、イスラエルがレバノンに対して攻撃をすることに国際法上の正統性があるとは言い難いところ。にもかかわらず、「脅威を排除する」というだけで行動しているのは、明らかに国際的な規範や原則に合わない。イスラエルは常に脅威に囲まれながら、その脅威と上手く付き合わなければいけないのに、それでも脅威を力でねじ伏せようとするのは、無理がありすぎる。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 川上泰徳

    中東ジャーナリスト

    見解記事はまるでイスラエルの言い分を書いているかのようだ。国連安保理はレバノン情勢の緊急協議であり、イス…続きを読む

コメンテータープロフィール

鈴木一人

東京大学教授/地経学研究所長

専門は国際政治経済学。研究対象は宇宙政策、核不拡散、原子力安全、国際保健ガバナンス、経済安全保障、経済制裁、半導体政策、欧州統合、中東問題(特にイラン)など。宇宙政策委員、国際宇宙アカデミー正会員、日本安全保障貿易学会会長などを兼任。

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