上皇后美智子さま90歳＝卒寿をお迎えに 骨折前の映像公開 上皇さまをお支えするため毎日リハビリを続ける
FNNプライムオンライン（フジテレビ系）
見解お誕生日、おめでとうございます。 おけがの予後は、いかがかと心配されているかたも多いのではないでしょうか？ どうかくれぐれもご無理をなさいませぬように、祈るばかりです。 厚生労働省によれば、令和5年時点で、日本の女性の平均寿命は87.14歳、90歳の平均余命は5.53歳です。 美智子さまのこれまで過ごしてこられた日々に思いをはせると、その強さに、あらためて頭を下げるばかりです。 今回の宮内庁による近況にかんする発表で目を引いたのは、読書についてです。松岡享子さんの著書「子どもと本」、と、池宮城秀意著「戦争と沖縄」があげられています。 いま、どんなところに関心をお持ちなのか、それが、かなりはっきりとわかります。 超高齢化社会・日本において、読書とともに老齢期をすごす、そんなひとつのありかたを示しているのではないでしょうか？ あらためて、心よりお見舞いを申し上げる次第です。
コメンテータープロフィール
1980年東京都生まれ。専門は歴史社会学、メディア論。元号や天皇に関する研究を進めている。東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士（社会情報学）。京都大学総合人間学部卒業後、関西テレビ放送、ドワンゴ、国際交流基金、東京大学等を経て現職。著書に『「平成」論』（青弓社）、『「元号」と戦後日本』（青土社）、『「三代目」スタディーズ』（青土社、2021年2月刊）、共著に『牧野守 在野の映画学』（太田出版、近刊）などがある。
