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鈴木洋仁

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社会学者/神戸学院大学准教授

報告

提言ご退院、何よりと存じます。 くれぐれもご無理をなさらず、お大事になさってくださいますように。 来週の日曜日20日に90歳を迎えられます。会見はもとより、コメントの予定もないのでしょう。 ただ、今年は、誕生日の直前に、思わぬアクシデントに見舞われています。宮内庁の公式発表だけではなく、ご自身の肉声を聞きたい、そう考える人も少なくないのではないでしょうか? もちろん、「肉声」といっても、短い所感で十分でしょうし、なにより、すでに退位された上皇陛下のパートナーである以上、ご自身が、前に出るのを慎まれる、そういった思いも強いとみられます。 しかし、このニュースのように、お怪我や手術、入院、そして退院といったプロセスが報じられています。あくまでご無理のない範囲で、直近の機会、という点に鑑みての対応が、検討されても良いのかもしれません。

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  • つげのり子

    放送作家、ノンフィクション作家(テーマ:皇室)

    見解当初、上皇后美智子さまのご入院は1〜2週間の見通しでしたが、わずか5日で退院されました。 まだ完全に…続きを読む

コメンテータープロフィール

鈴木洋仁

社会学者/神戸学院大学准教授

1980年東京都生まれ。専門は歴史社会学、メディア論。元号や天皇に関する研究を進めている。東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(社会情報学)。京都大学総合人間学部卒業後、関西テレビ放送、ドワンゴ、国際交流基金、東京大学等を経て現職。著書に『「平成」論』(青弓社)、『「元号」と戦後日本』(青土社)、『「三代目」スタディーズ』(青土社、2021年2月刊)、共著に『牧野守 在野の映画学』(太田出版、近刊)などがある。

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