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末冨芳

末冨芳

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日本大学教授・こども家庭庁こども家庭審議会部会委員

報告

保守の論客とされることが多い片山杜秀氏、実は左右のイデオロギーに広く深い知見お持ちの研究者です。 冷静な分析と、自民党への誠実な指摘に深く納得します。 自民党岩盤支持層こそ、今起きていることは危機的状況であり、自民党と対話していかなければならないというメッセージにも受け取れます。 教育では愛国心や道徳を強調する自民党が、天皇陛下を下に見て日本国民を搾取する教義をもつ旧統一教会と関係を続けることで、イデオロギーの一貫性合理性が崩壊していきます。 教育学者としても保護者としても、子どもたちに国を愛する心を大切にと言っていた自民党が、日本人を酷い目に合わせてきたカルト宗教と結託していたと日々ニュースやSNSで伝わっている現状を憂慮しています。 反カルト規制や旧統一教会との訣別ルールなどに動かなければ自民党の権威がますます失墜するでしょう。 この国の道徳はどこへ消えたのでしょう。

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コメンテータープロフィール

末冨芳

日本大学教授・こども家庭庁こども家庭審議会部会委員

末冨 芳(すえとみ かおり)、専門は教育行政学、教育財政学。子どもの貧困対策は「すべての子ども・若者のウェルビーイング(幸せ)」がゴール、という理論的立場のもと、2014年より内閣府・子どもの貧困対策に有識者として参画。教育費問題を研究。家計教育費負担に依存しつづけ成熟期を通り過ぎた日本の教育政策を、格差・貧困の改善という視点から分析し共に改善するというアクティビスト型の研究活動も展開。多様な教育機会や教育のイノベーション、学校内居場所カフェも研究対象とする。主著に『教育費の政治経済学』(勁草書房)、『子どもの貧困対策と教育支援』(明石書店,編著)など。

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