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白鳥浩

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法政大学大学院教授/現代政治分析

報告

解説やはり、政府の政策の失敗だ。 金まみれでその普及を図ったマイナンバーカードに対して、その普及策関連予算の7300億円が使用されなかったという。 35%もの予算が未消化であったとするならば、普通の事業であれば、失敗という烙印を押されることは間違いがない。 しかしながら、岸田政権や、河野大臣はこの政策に拘泥し続ける。国民が必ずしも必要としない政策を「押し売り」することはできない。 そろそろ立ち止まって、足元を見直す必要がある。

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  • 門倉貴史

    エコノミスト/経済評論家

    見解政府は、マイナンバーカードを普及させる目的でマイナポイント事業に総額2兆1113億円もの予算(国民の…続きを読む

コメンテータープロフィール

白鳥浩

法政大学大学院教授/現代政治分析

日本政治法律学会理事長。博士(政治学)。日本の政治、選挙、政策変容を中心に、それとの比較で海外の政治変容にも関心を持つ。東京、地方での講義、講演、出演依頼は可能な限り喜んで引き受けている。というのも多様な地域の大学での研究、講義経験や、政治家、ジャーナリスト、研究者、市民からの示唆は、自分の糧であり、その交流は喜びである。国内では静岡大学助教授、長崎県立大学専任講師、海外では英国オックスフォード大学ニッサン日本研究所、オックスフォード大学ペンブローク・カレッジ客員フェロー、ドイツ連邦共和国マンハイム大学客員教授、ノルウェー王国オスロ大学客員研究員等、学会では日本政治学会理事なども歴任した。

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