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白鳥浩

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法政大学大学院教授/現代政治分析

報告

解説小泉氏は、妻のことを念頭にしているのかもしれない。 およそ、夫婦別姓については、保守とリベラルを峻別する一つの分水嶺といってもよい。 保守の方では「家族が中心」であり、夫婦で別姓というのは認められない。リベラルの方では「個人が中心」であり、夫婦でもそれぞれ個人を尊重する意味でも認めるべきという。 こうした家族の在り方については、アメリカでabortionが問題となるのと同様に、日本においても特有な問題として受け止められている。 自民党としてどういった方向を目指すのか、それについてもしっかりと政策を議論する必要がある。

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コメンテータープロフィール

白鳥浩

法政大学大学院教授/現代政治分析

日本政治法律学会理事長。博士(政治学)。日本の政治、選挙、政策変容を中心に、それとの比較で海外の政治変容にも関心を持つ。東京、地方での講義、講演、出演依頼は可能な限り喜んで引き受けている。というのも多様な地域の大学での研究、講義経験や、政治家、ジャーナリスト、研究者、市民からの示唆は、自分の糧であり、その交流は喜びである。国内では静岡大学助教授、長崎県立大学専任講師、海外では英国オックスフォード大学ニッサン日本研究所、オックスフォード大学ペンブローク・カレッジ客員フェロー、ドイツ連邦共和国マンハイム大学客員教授、ノルウェー王国オスロ大学客員研究員等、学会では日本政治学会理事なども歴任した。

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