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白鳥浩

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法政大学大学院教授/現代政治分析

報告

解説候補者が乱立することによって、有権者の関心が喚起され、期日前投票が伸びたところはあるだろう。 そして何よりも、この県知事選は、これまでの経緯から全国注目のものとなっていたこともある。 有権者の関心が高まっていることは良いが、この選挙に当たってはさまざまな情報が錯綜し、有権者も判断に戸惑っていたところも少なくはない。 今後の県政の担い手を選ぶ選挙である。県民に何をもたらすのか、県民本位の政策の提示と、その選択が望まれる。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 上山信一

    慶應大学名誉教授、経営コンサルタント

    補足投票率が上がると無党派層が増えるというが今回の選挙では無党派がどの候補に投票するか、定かでない。数日…続きを読む

  • 楊井人文

    弁護士

    補足兵庫県知事選の投票率は次のとおり(県選挙管理委員会の資料)。 2017年 期日前10.76%、最終…続きを読む

コメンテータープロフィール

白鳥浩

法政大学大学院教授/現代政治分析

日本政治法律学会理事長。博士(政治学)。日本の政治、選挙、政策変容を中心に、それとの比較で海外の政治変容にも関心を持つ。東京、地方での講義、講演、出演依頼は可能な限り喜んで引き受けている。というのも多様な地域の大学での研究、講義経験や、政治家、ジャーナリスト、研究者、市民からの示唆は、自分の糧であり、その交流は喜びである。国内では静岡大学助教授、長崎県立大学専任講師、海外では英国オックスフォード大学ニッサン日本研究所、オックスフォード大学ペンブローク・カレッジ客員フェロー、ドイツ連邦共和国マンハイム大学客員教授、ノルウェー王国オスロ大学客員研究員等、学会では日本政治学会理事なども歴任した。

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