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佐々木成三

佐々木成三認証済み

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元刑事部捜査第一課・警部補/一般社団法人スクールポリス理事

報告

解説生後2ヶ月の子どもの口にタオルを入れる行為は、窒息などを引き起こす可能性があり、子ども自らタオルを取れないことからも大変危険な行為です。この行為は、容疑者が「殺すつもりはなかった」とたとえ主張しても、子を持つ父親であり29歳という大人である年齢からして、危険な行為を行い相手が死亡する可能性を知りつつ重体にさせた行為は、仮に明確な殺意がなくても、行為の危険性とその結果を認識していたとすれば、殺人未遂が成立します。 最近、このような軽率で浅はかな行為によって、子どもの命に危険が及ぶ事件が相次いでいます。 ぜひ、感情的にならず、冷静な判断をしていただきたいです。

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  • 高祖常子

    子育てアドバイザー/キャリアコンサルタント

    提言生後2カ月の赤ちゃんの回復を祈るばかりです。 父親は会社員とのことで、母親は仕事で外出とのこと。ま…続きを読む

コメンテータープロフィール

佐々木成三

元刑事部捜査第一課・警部補/一般社団法人スクールポリス理事

22年の警察人生のうち、埼玉県警察本部刑事部捜査第一課で10年間従事し、数々の重要事件捜査本部において被疑者の逮捕、取り調べ、捜査関係者からの情報収集、被害者対策、遺族担当に関わり、多くの経験があります。また、捜査一課においては、デジタルフォレンジック(デジタル証拠)を収集・ 解析するデジタル捜査班⻑として、パソコン、防犯カメラ、スマートフォンの解析を経験しており、サイバー犯罪捜査においても知識を有しています。

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