解説投稿を呼び掛ける「私は生きたい」プロジェクトは、ウクライナ政府で戦争捕虜を取り扱う処遇調整本部によって運営されており、こうした動画やネット上で兵士に投降を呼びかけてきた。 もちろん、ロシア軍の戦力を削ぐ目的もあるが、相手の兵力が薄くなれば、ウクライナ兵士の犠牲者数が減り、戦果も得られやすいという目的もある。 これまでも戦闘地でスマホやネットを操ることのできるロシア兵を相手に、プーチン政権の非道ぶりや傍受した上官の無能ぶりを流し、実際に自らが使用していた戦闘車両などでそのまま投稿したケースもあった。 3000人のロシア兵が投降してきたという記録がある。 しかし、1つの誤算だと思うが、ウクライナに派兵される可能性がある北朝鮮兵がどれだけ、この動画を見ることができるだろうか。 スマホは持っていないだろうし、個人的にネットを見る機会は限りなく少いだろう。一定の効果があることを期待したい。
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コメンテータープロフィール
岩手県一関市生まれ。大阪外国語大学ロシア語学科(現・大阪大学)卒業後、産経新聞社入社。モスクワ支局長、リオデジャネイロ支局長を経て、運動部次長、社会部次長などを歴任。2021年より現職。専門分野はロシア・旧ソ連諸国情勢、国際情勢に加え、オリンピック・パラリンピック、捕鯨問題などにも詳しい。フィギュアスケート関連ではNumberなどにも寄稿。単著に「シー・シェパードの正体」(扶桑社新書)「環境テロリストの正体」(新潮新書)。近著は「動物の権利」運動の正体(PHP新書)
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