解説中国が北朝鮮軍のロシアへの派兵に嫌悪感を示している。 専門家の話として、フィナンシャルタイムズがそう報じた。根拠は以下の通りだ。 習近平国家主席が最近、金正恩総書記に宛てた書簡の中で、これまで使っていた、北に対する呼び方を「友好的な隣国」とは使わなかった。 北は露から核技術の提供を受けている可能性がある。中国は北の核能力向上にも懸念を抱いている。 今年6月、平壌を訪れたプーチン大統領が金総書記と軍事協力協定を結んだのだが、その1か月後、平壌に駐在する中国大使は朝鮮戦争終結を記念する祝賀行事に出席しなかった。 すでに、 昨年8月以降、北はすでに露へ約800万発の砲弾、100発のミサイルを供与しているという。 露のウクライナ侵略は、国際社会のあらゆる地域に地政学的転換を起こしている。 今後、朝鮮半島で軍事緊張が高まった際に、ウクライナで実戦経験を積んだ北の部隊は脅威となると韓国は警戒している。
コメンテータープロフィール
岩手県一関市生まれ。大阪外国語大学ロシア語学科(現・大阪大学)卒業後、産経新聞社入社。モスクワ支局長、リオデジャネイロ支局長を経て、運動部次長、社会部次長などを歴任。2021年より現職。専門分野はロシア・旧ソ連諸国情勢、国際情勢に加え、オリンピック・パラリンピック、捕鯨問題などにも詳しい。フィギュアスケート関連ではNumberなどにも寄稿。単著に「シー・シェパードの正体」(扶桑社新書)「環境テロリストの正体」(新潮新書)。近著は「動物の権利」運動の正体(PHP新書)
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