補足墜落は地元住民が映した映像で捉えられていた。 プリゴジン氏が搭乗していたとされるプライベートジェット機は、上空から真っ逆さまに落下してきて地上に激突、炎上した。機体は完全に燃え尽き、 コックピット部分などの一部だけしか残っていない。 さらに、機体は上空でバラバラになり、墜落地点から半径5キロメートルの地帯にちらばっているようだ。現地捜査当局は墜落原因の物証を集めるため、周囲を立ち入り禁止にしている。 現地の住民は地元メディアに対して「上空で2回の爆発がした後に落下してきた」と証言している。 プライベート機には、プリゴジン氏の再側近も乗っていた。 もしプーチン政権による仕業なのであれば、実行者はプリゴジン氏だけの命を狙っただけでなく、最側近も一緒に一網打尽にしようとした見立てが濃厚さを増すと言える。 いずれにせよ、プーチン政権下で拡大した「プリゴジン帝国」の解体は加速していく可能性がある。
コメンテータープロフィール
岩手県一関市生まれ。大阪外国語大学ロシア語学科(現・大阪大学)卒業後、産経新聞社入社。モスクワ支局長、リオデジャネイロ支局長を経て、運動部次長、社会部次長などを歴任。2021年より現職。専門分野はロシア・旧ソ連諸国情勢、国際情勢に加え、オリンピック・パラリンピック、捕鯨問題などにも詳しい。フィギュアスケート関連ではNumberなどにも寄稿。単著に「シー・シェパードの正体」(扶桑社新書)「環境テロリストの正体」(新潮新書)。近著は「動物の権利」運動の正体(PHP新書)
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