Yahoo!ニュース

今井佐緒里

今井佐緒里

認証済み

欧州/EU・国際関係の研究者、ジャーナリスト、編集者、作家

報告

月日が経つのは早いものです。有意義な高校生活を送られるよう、願っております。 ご本人は子供なので何か言うつもりはなく、国立校の姿勢に疑問が残るのです。 比較で挙げますが、米国のハーバード大学、英国のオックスフォード大学、どちらも世界中の名門やお金持ち、政治家の子供が山のようにいます。 でも、ハーバード大学は私立で、公的資金は一切入っていない。世界で一二を争う寄付金を集めている。オックスフォード大学は、元々は一種の学術コミュニティといってよく、財政的に自立している。1859年の「オックスフォード・ケンブリッジ大学法」で規定されています。どちらも自治の精神も裏付けもある学校。誰を入学させるのも自由です。 日本の国立校は自治など無縁です。公的資金で設立されたなら、平等と公平性が最も大事なはず。このように不透明と社会に思われる経緯の入学があるのは、学の堕落という批判は免れないでしょう。

こちらの記事は掲載が終了しています

参考になった5731

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 鈴木洋仁

    社会学者/神戸学院大学准教授

    合格、おめでとうございます。 進学をめぐる報道の理由は、悠仁さまが、皇位継承順位2位、つまり、将来の…続きを読む

コメンテータープロフィール

今井佐緒里

欧州/EU・国際関係の研究者、ジャーナリスト、編集者、作家

フランス・パリ在住。追求するテーマは異文明の出会い、平等と自由。EU、国際社会や地政学、文化、各国社会等をテーマに執筆。ソルボンヌ(Paris 3)大学院国際関係・欧州研究学院修士号取得。日本EU学会、日仏政治学会会員。駐日EU代表部公式ウェブマガジン「EU MAG」執筆。前大使のインタビュー記事も担当(〜18年)。編著「ニッポンの評判 世界17カ国レポート」新潮社、欧州の章編著「世界で広がる脱原発」宝島社、他。Association de Presse France-Japon会員。仏の某省関連で働く。出版社の編集者出身。 早大卒。ご連絡 saorit2010あっとhotmail.fr

今井佐緒里の最近のコメント